
〜読者Editor’s コラム〜 <豆知識編>
【衣類の防虫対策】
季節が変わり、収納していた衣類を出してみると虫食いの穴が開いていた、なんていうことはありませんか?
衣類に穴をあける虫は、主にウール等の動物性繊維に含まれるたんぱく質を摂取しています。
また、合成繊維のものでも、虫の栄養となる汗や食べこぼしの跡を栄養とする場合があるので、収納の際にはしっかりとした防虫対策が不可欠です。
防虫剤を使用している場合でも、きちんとした条件でない場合、被害に遭うことも少なくありません。
最もよい保管方法としては、密閉できるケースに適度な量(ぎゅうぎゅう詰めではいけません)の清潔に洗濯された衣類を入れ、衣類の一番上に防虫剤を入れます。
防虫剤は、ケース内の様々な場所に入れる方が効果的な気がしますが、防虫効果は揮発性のものが多く、空気よりも重量があるため上から下に流れていきます。
このため、ケース内の程よいゆとりから効果が全体に循環し、防虫効果が発揮されるというわけです。
もし、穴の開いた衣類を見つけたら、すぐに対処することも重要です。
まだ別の場所に幼虫や卵が潜んでいるかもしれません。
他の衣類が被害に遭わないために、収納していたケースやタンスの中の掃除を行い、清潔に保ちましょう。
【読者投稿 Style MOREコラム ; 投稿者 IIM様】
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