
〜Editor’s コラム〜 <豆知識編>
【革製品のカビ・汚れを落とす】
久しぶりに引っ張り出してきた革製品にカビがついていた、なんてことはありませんか?白っぽく粉をふいたような状態になっている場合は、カビの可能性が高いようです。
また、革製品は一般的に水洗いがタブーとされていることもあります。これは、水につけることで皮に含まれる油分が抜け、乾燥する際に革自体の水分まで一緒に蒸発させてしまうことで、カラカラに乾燥した状態となってしまうからです。
しかし、その一方で水洗い後、表面にむらなく油分を補給するように塗ることで、水分の蒸発を防ぐことができるという強者もいます。
では、ついてしまったカビや汚れはどのように落としていけば、製品を傷めることなく美しい状態に戻すことができるのでしょう。
手軽な方法では、重曹を使う方法があります。重曹に水を加えペースト状にしたものを布につけ、カビで汚れた部分をふき取り、別のきれいな布でから拭きする方法です。
また、最近では水洗いを気にせずできる革製品専用の洗剤があります。こちらは少し高価ですが、クリーニングに出すことを考えれば比にならない程です。
いずれにしても自己責任となりますので、不安な方は毛皮・革製品専用のクリーニング店などプロにお任せするのが一番ですが。。
【読者投稿 Style MOREコラム ; 投稿者 KM様】
*製品提供企業・大学調査機関などの専門家が書いた文章ではないため、StyleMOREが効果を保証するものではございません。実施の際には、自己責任において行うようお願い申し上げます。