「似合う」「似合わない」言える?

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〜Editor’s コラム〜

 

「「似合う」「似合わない」言える?」

 

これは私が長年通っている美容院での話です。

そこの美容院は、少し他の美容院とは違っているかもしれません。

と言うのも、他の美容院では、”そのような事”を言われた事がありません。

そこでいつも担当してくれている美容師さんは

私が「今回はこういう感じにしたいんだけど・・」と言うと

「僕は反対ですね~。」とハッキリ言います。

ご本人も、こんなにハッキリ言う人って居ないと思いますが・・っとおっしゃられていましたが、私はこの担当の方がこういう対応をしてくれる事で、とても信頼しています。

「反対ですね」と言った理由を「髪質」「頭の形」「髪の量」「クセ」「伸びる速度」等々、総合的に分析した判断で、「その髪型にするとセットが決まらなくなるよ」とか、「維持できるのが1ヶ月くらいだけどそれでも良い?」という事で「反対です」とハッキリ言ってくれるのです。

ただ単に「似合わないから反対」ではなく、個人の事をしっかり見て判断してくれているので、「信頼」に繋がっているのです。

アパレルの販売員も同じことで、

「お客様は○○な感じで、○○がお顔を引き立たせてくれると思いますので、こちらの商品がオススメですよ」

理由としては、肌の色/身体のバランス/メイク/髪の色・長さ・・・・たくさんの要素があげられます。

ときちんと判断理由も添えて客観的に見たアドバイスが出来るようになると、お客様への信頼にも繋がり特別な感じがしますね。

もちろん、そのような分析力、判断力、説得力、経験値。。失礼のないようなトーク力もとても重要ですが。

通勤途中やオフの日でも街中での人間観察を行い、どのような人にどのようなスタイルが似合うか似合わないかを分析するクセをつけると良いでしょう。

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