東京コレクション2015aw振り返り〈後編〉

前半では少し柔らかい雰囲気の2つをピックアップしましたが、後半ではハードなブランド。

【CHRISTIAN DADA】
去年、パリでメンズのショーを行ったCHRISTIAN DADAですが、今回は東京で3年ぶりのウィメンズコレクションだったそうです。フォトグラファーでブロガーのシトウレイさんはinstagramにて「クリスチャン・ダダにおけるメーテル(銀河鉄道999)5選」と銘打って5つのルックを載せていましたが、本当にメーテルのようなルックもあり、和柄のコートやワンピースもあり、アメリカンな刺繍の入ったジャケットもありと様々な文化が入れ混じっていました。が、根本のロックという要素がどのルックにも詰まっていました。そんな今回のテーマは「VALENTINE」。それはデザイナーの森川 マサノリさんがロンドンに留学中に好きだった人の名前だそうで、その人が着ていた服を元にデザインしたんだそう。好きだった人の服からデザインするってロマンが溢れていますね。

image image image image

【HOUSE OF HOLLAND】
2015ssのヒカリエのAホールで行われたショーは、Aホールといえばかなり広いホールでやったにもかかわらず、ロックミュージックが爆音で流れ、その中をビビットなカラーを身にまとったイカしたルックの大迫力のショーでした。今回もビビットなカラー使いで期待を裏切らないショーで、HOUSE OF HOLLANDのブランドには欠かせないタータンチェックがいろんなところに使われ、最後はボーダーでビッグなボリュームなファーコート。男から見てもかっこいいと思わせてしまうようなクールで大人なルック。言うことなしのショーでした。

image image image image

以前までパリ、ミラノ、NY、ロンドンに東京が少し負けているように感じていましたが、東京も全然劣らないなと感じた6日間でした。

 

StyleMORE STAFF: RYUSEI