
『あなたの接客、それで合っていますか?』
一見、とても華やかなイメージが強い販売員のお仕事。
アパレル関係なら、オシャレで最新の洋服を着こなすイメージだし
コスメ・美容業界なら有名メーカー一式で固めてステキとイメージされやすいでしょう。
・・・あくまでこれはお客様目線で見た販売員のイメージです。
実際は人間関係や売り上げなどと、ストレスの多い業種でもありますよね。
販売員の方々が、笑顔の裏で大変な思いをされていることは分かります。
しかし自身の接客が、本当に正しいのか?
お客様目線ではどう映っているのか?
これを常に自問自答する必要があります。
少々厳しいようではありますが、特にコスメ・美容業界の販売員さんは
“話しかけづらい”
“見下されているように感じる”
このように感じているお客様が多いです。
仕事柄バッチリメイクをし、上品な立ち振る舞いも意識しなければなりません。
特にそれがハイブランドや有名メーカーの販売員さんとなると、なおさらでしょう。
販売員1人1人がブランドの看板を背負っているのですから。
確かに『あのコスメを使って、販売員さんのようになりたい』とお客様に思わせることも大切です。
しかし実際は、店舗に足を踏み入れたいけれど敷居が高くて踏み出せない・・というお客様が多いのが現実です。
常連さんともなれば、販売員の方も手厚く歓迎しとても入りやすい雰囲気でしょう。
しかし新規のお客様の事ももっと意識していかなければ、売り上げの拡大には繋がりません。
店舗周りにいるお客様に、すぐに気が付き声をかけていますか?
お客様が話しかけやすい雰囲気を、作っていますか?
お客様目線に立った時に、自身の姿はどう見えているのか。
自身の接客スタイルを見直すことも時には必要です。
今回はコスメ/美容部員さんのお話でしたが、アパレル・ファッションの販売員さんにも
まったく同じ事が言えます。
特に、店内へお客様が入っていらっしゃったとき意識せずとも職業柄、上から下までパッと見てしまいますよね、
ソレはサイズを確認したりお客様の雰囲気を汲み取ったりという、いわばデータ取得の為必要な作業でもあります。
が、その見方がじろじろみたり少し上から見てしまったり。。。と無意識だからこそ怖い視線や表情になっていませんか?
自社製品を誇り高く着こなすこと、それをよく見せることも重要ですが、ただのそのブランドのモデルではないのです。
モデルよりも深くお客様にブランドの印象を刻み込む”顔”です。
【Style MOREコラム】
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