『“売れる販売員”は雑談が得意?』

『心理学から見た“つい買っちゃう店舗”とは?』

〜Editor’s コラム〜

 

『“売れる販売員”は雑談が得意?』

 

店舗の中でも“売れる販売員”と“売れない販売員”が存在しませんか?

“販売員”とはその字の通り、商品を販売することが仕事です。

ここでは誰もが“売れる販売員”になれるコツをご紹介したいと思います。

 

販売員を実際にされている方は、普段の自分の接客を思い返して頂きたいのですが、話のほとんどが商品の説明になっていませんか?

例えばアパレルショップで、お客様が新作のコートを見ていたとしましょう。

この状況で、どのような切り口で話しかけますか?

『そちら、入って来たばかりの新作なんですよ!』

『雑誌に掲載されて人気のコートですよ!』

よくアパレルショップから聞こえてくる言葉ですよね。

しかしこの切り口では“売れる販売員”にはなれません。

 

では“売れる販売員”はどうしているのでしょう? 状況にもよりますが、

『すっかり肌寒くなってきましたね』

『こんにちは、今日は寒いですね〜!』

このように商品とは何の関係もない会話がうまく話せるのが“売れる販売員”になりえます。

お客様の多くは、必要以上に商品の説明をされるとうんざりしてしまいまうことが多く、

“いかにも買わされそう”と警戒もしてしまいます。

しかし商品の話はせずに、なんでもない会話が弾む。

これだけでお客様の警戒心は緩み、購入に繋がりやすくなります。

商品の説明なんて頑張ってしなくても、たいてい見れば分かります。

お客様から聞かれた時にだけ、答えたら良いのです。

それに会話が弾んでいれば商品の提案もしやすく、またお客様も受け入れやすくなりますね。

 

頑張って接客しているのに、どうも売り上げが伸びない・・とお悩みの販売員の方!

もしかしたら売りたい気持ちが前に出て、お客様にとっては窮屈だったのかもしれません。

ここは一度肩の力を抜いて、お客様との会話を楽しんでみましょう。

そこから“売れる販売員”への道が開けてくる可能性も広がることでしょう。

『心理学から見た“つい買っちゃう店舗”とは?』

 

 

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