年代別で挨拶を変えるべき?

〜Editor’s コラム〜

 

年代別で挨拶を変えるべき?

 

先日、とあるショッピングモールでお買いものの休憩中にあるアパレルショップを何気なく見ていましたら、気付いたことがありました。

それが「挨拶」です。

挨拶も特に変わった挨拶をしている訳でもなかったのですが、年代によって挨拶の種類を変えているのに気付いたんですね。

若い方には、「いらっしゃいませ」「どうぞご覧になっていってください」といった感じでした。

が、年配の方には、目を合わせてゆっくりと「こんにちは」といった感じ。

ごく普通のことかもしれませんが、年配の方の足を止めたり、気にとめて頂くには、この「こんにちは」の方が「いらっしゃいませ」より効果的なんだな、と感じました。

というのも、年配の方というのは、お話をされるのが好きなんですね。

「いらっしゃいませ」より「こんにちは」の方が好感度がある理由が、「親しみやすさ」なんだと思います。

実際、「いらっしゃいませ」とお声掛けしている方より、「こんにちは」とお声をかけている販売員さんの方が、お客様の方から声をかけてもらっていたり、その後の購入にも繋がっているように見えました。

すべてがその挨拶から来るものではないかもしれませんが、お客様によって挨拶を変えるのもお客様の心を掴む一つなのかな、と勉強になりました。

もちろん、「お客様への先入観や勝手な思い込みによる、あからさまな挨拶」というのは、絶対してはいけません。

そうではなく、年代別で声のトーンを変えてみたり、話しかけやすい雰囲気作り、というのは必要だということです。

年配の方は、よくプレゼントなどでご来店されたりするのですが、プレゼントする年代が違うと「何を選んで良いのか分からない・・」という方が多いので、お客様からお声をかけやすい雰囲気を作ることはとても大切ですね。

 

はな

 

 

 

 

 

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