お客様に気持ち良くお買いものして頂く距離感

『お客様に気持ち良くお買いものして頂く距離感』

アパレル販売員の接客をしていて、お客様との距離感はとっても大切です。

だいたいのお客様は、ご来店頂いたときに、どのような商品を購入するか決めてからご来店頂いているわけではありません。

まずは、「どんな商品があるのかなぁ?」といった感じで入られる方が多いですよね。

そこで気をつけたい距離感です。

ゆっくり商品を見たいのに、急に距離感を詰める接客をされると、お客様に不快感を与えてしまうことになります。

中には、「全然気にならないよ」という方も居るかもしれませんが、日本人の多くの人は性格上よく思わない方が多く、せっかくのお客様を逃してしまう結果になりかねません。

では、どれぐらいの距離感を保つのが良いのでしょうか?

まず、人が圧迫感を感じない距離を保ちたいですね。その距離というのは、半径1m50cmと言われています。

ですので、この距離を保ちつつ、まずは気持ちの良いご挨拶をして、他の作業を行いながらお客様の行動や様子をうかがいます。すぐに距離を詰めて接客をすることはしないように気をつけていきましょう。

しばらくお客様の様子をうかがいながら、次はお声掛けをしてみましょう。

そのころには、だいたいお客様がどのような商品を探しているのか把握出来ているかと思いますので、「○○のようなものをお探しですか?」「何かございましたらいつでもお声かけてくださいね」などお話してみましょう。

お客様がショップの雰囲気に慣れる時間が30秒から1分ほどと言われていますので、最低でもそれぐらいの時間をかけてからのお声掛けをするように心掛けるとなお良いでしょう。

お客様の緊張感をなくし、安心してお買いものして頂けるように、お客様視点で物事を考えれる販売員でありたいですね。

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【Style MOREコラム】

 

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